しあわせがおりてくる
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



( - ) - -
ふりまわされる、ね

世の中はバレンタインだ、どうしよう。

ゆうりちゃんに誘われて、バレンタインコーナーを見に行った。

「あっくんにはチョコをあげるの?」曖昧にうなずく。ゆうりちゃんは元彼氏と会うことに反対しているから。「友チョコ用のクッキーだけあげるつもり。」「会うの?わざわざ、元彼を呼び出して?」「うーん……。へんかなあ。」
ゆうりちゃんの左手の薬指にはまっている、誠二くんとのおそろいの指輪を見るたびに、わたしは逃げ出したくて気が狂いそうになる。あっくんはもう、こういったときの逃げ場所と化していた。
「友だちだって割りきってて、お昼間に会うならいいと思うけど。流されちゃだめだよ、ぜったい。」
ゆうりちゃんは、いい子。悪い子なわたしが逃げ出したくてたまらなくなるくらいに。

あれこれ悩みながら製菓コーナーを見るゆうりちゃんを見ていると、罪悪感にすいとられるように、誠二くんにチョコレートを渡そうと思っていた気持ちがだんだんとしぼんできた。はあ。あげるとしたら、わたしは誠二くんが本命チョコになっちゃうのかなあ。どうやって渡そう。



誠二くんに「また飲もうね、誠二くんと飲むのすきー」って送ったら、「俺もすきー」って返ってきた。はーとつきだった。こんなもの、保護だ保護だ。
こんなのにふりまわされるなんて……はーあ。



( murmur ) comments(1) trackbacks(0)
  •  1/15page >>
(ABOUT)
(CATEGORIES)
(LINK)